面接でよく聞かれる質問&回答例
こう聞かれたらこう答える!
「成功体験や実績があれば教えてください」
この質問をされて「未経験なので実績はありません」と答えるのはNGです。前職の内容は関係なく、優秀な人材であれば他人に誇れる実績や成功体験が何かあるはずだと考え、このような質問をします。もし「ない」と答えた場合、「これまでなんとなくこなしてきただけで、仕事に対するプライドを持って取り組めない人間なんだろう」という印象を与えてしまいますよ。ただし、成功体験をまるで自慢話のように話すこともよくありません。あくまで謙虚な姿勢を忘れずに成功体験や実績を紹介し、さらにその経験を次の仕事で活かしていきたい旨を伝えましょう。
例)「未経験のため○○(希望する職種)に関する実績はまだありませんが、前職では部署内で表彰を受けたことがあります。30名以上いる部署の中で、『最もホスピタリティが高い者に与えられる賞』で、社員の投票によって決められるものです。空いた時間があれば共有スペースや机の掃除を積極的に行っており、その姿勢を認めてもらいました。周囲への気配りの精神を持ち、御社の業務においても成果を出していきたいと考えています」
「これまでに大きな失敗を経験したことはありますか?」
成功体験を聞くだけでは応募者の本質を捉えることができないため、あえてネガティブな質問をされることがあります。この質問をされて、単純に失敗した経験だけを話すのはNGです。採用担当者が本当に聞きたいのは「どのようにして失敗を乗り越えたか」です。そのため、失敗事例に関しては簡潔に説明し、どのようにカバーしたのかを重点的に話すようにしましょう。その上で、失敗した経験をどう活かすことができるのかをアピールしてくださいね。失敗をカバーした経験を上手く伝えられると、採用担当者はかなりいい印象を持ってくれますよ。成功事例だけではなく、失敗事例についても回答を用意しておきましょうね。
例)「前職では事業の企画を行う部署にいました。あるプロジェクトが動き出した際に、予定していた業者に発注ができていないことが判明しました。そこで、プロジェクトが始まる前に検討していた別業者にあらためてコンタクトを取り、周囲と相談した上で発注先を変更しました。発注先の変更を早急に決められるよう、料金やサービス内容、考察をまとめた資料を作成しました。その結果、スムーズに変更することができました。この経験から、事前調査とスケジュール管理の重要性が身に染みて分かるようになり、その後はトラブルがあっても余裕を持って対処ができるよう、ゆとりを持ってプロジェクトを進めていくようになりました」
他にも様々な質問が考えられる
具体的な質問と回答例を紹介しましたが、予想される質問は他にもあります。そこで、よく聞かれる質問や対処方法を分かりやすく掲載しているサイトを以下に紹介します。ぜひ参考にしてない内定を勝ち取りましょう。